職場でのダブル不倫で気を付けるべきこと

ダブル不倫で多い職場恋愛

ダブル不倫へと発展するきっかけとして多いのが、同じ職場で働いている男女の出会いです。専業主婦の場合は、出会い系アプリや知り合いからの紹介などで出会って、そこから不倫関係となるケースが多いといわれています。しかし、既婚女性が働いている場合は、仕事と家庭の両立で忙しく、出会いの機会は殆どありません。このため、職場が出会いの場となることが多いのです。

特に従業員数が多い会社の場合、新入・途中入社の社員、パートや派遣社員、人事異動、転勤など、さまざまな人との出会いがあります。同じ職場で長い時間を一緒に過ごすことで、相手への理解が深まり、最初は単なる同僚や上司と部下の関係であっても、気づいたら恋に落ちていたというケースが多いですね。また、仕事の相談に乗ってもらっているうちに、深い仲になるというケースも少なくありません。仕事の相談などで仕事帰りに一緒に飲みにいく、残業をしていて二人だけになる、営業の外回りや出張で行動を共にするなど、仲が深まるシチュエーションも多いのです。

職場のダブル不倫は超ハイリスク

しかし、ダブル不倫だけでもハイリスクなのに、同じ職場での不倫は、さらにリスクが高くなります。特に会社にダブル不倫がバレると、キャリアが台無しになるなど、人生が変わってしまうほど危険です。

ダブル不倫をしていることが職場にバレると、うわさ話が会社中に広まってしまいます。職場で不倫をしたということで白い目で見られたり、よそよそしくされたりすることもあるでしょう。その結果、職場に居づらくなって、会社を辞めてしまうケースもあります。

また職場によっては、ダブル不倫をしている男女が同じ職場で働いているのは、他の社員に対して悪影響を与えると判断されて、関連会社へ出向、地方への転勤、他部署への異動といった措置がとられることもあるのです。

このように、これまでのキャリアが台無しになりますから、職場でのダブル不倫はくれぐれも注意しましょう。

では、どのような理由で職場でのダブル不倫がバレてしまうのでしょうか。

主に以下が挙げられます。

距離が近い

本人同士は隠しているつもりでも、知らず知らずのうちに、二人の距離が近付きすぎていることがあります。

ふつう、仲の良い職場仲間であっても、パーソナルスペースを保って、ある程度の距離を開けて接します。よほど親密度が高くないと、お互いが触れられそうなほど近くなることはありません。

仕事の報告や打ち合わせなどで二人で話しているときに、お互いの距離が近すぎると、周りからとても仲が良いとみられます。頑張れ！と肩を叩いたりなどのボディタッチが増えたり、耳元で話したり、休憩時に額がくっつくほど近づいて話していたりといった行動は慎みましょう。

逆に、意識しすぎるあまり急によそよそしくするのも、不審に思われます。仲良くみられないようにという配慮から、相手を避ける、無視するなどの行動を取るのは不自然すぎて、却って目立つのです。職場では恋人ではなく、仕事仲間としてあくまでも自然体で接するように心掛けましょう。

アイコンタクト

好きな人のことはどうしても気になってしまいますね。このため、必要以上に相手へ目線を送ってしまうことが多いのですが、仕事中に頻繁に目線を送る、アイコンタクトを取るといった行動は、本人が思っている以上に目立ちます。

男女が目配せをしていたり、見つめ合ったりしていると、すぐに「怪しい」と感づかれてしまいます。意味もなく目線を絡ませるのは、親密な間柄だと宣伝しているようなものです。

行動時間が同じ

帰る時間が同じであることが多いのも、疑惑を呼びます。片方が帰ると、もう片方も慌てて仕事を切り上げる、二人でよく残業をしているなど、「あの二人、いつも同じ時間に帰ってるな」と思われたら、「二人でデートでもするのかな」と連想されてしまいます。

仕事中に同じタイミングで席を外して、給湯室や飲み物コーナーで休憩するのも、イチャついていると思われます。また、有給休暇や代休を同じ日に取るのも、目立ちます。

不倫デートは仕事が終わってからなど、会える時間が限られているので、同じ時間に帰ったり、同じ日に休暇をとったりしたい気持ちはわかりますが、あまりあからさまな行動をとるのは危険です。

誰かに打ち明ける

秘密の恋をしていると、誰かにこっそりと打ち明けたくなります。また、ダブル不倫が辛くて、信頼できる友人に相談したくなることもあるでしょう。

たとえ口が堅くて信頼できる親友であっても、職場でのダブル不倫のことは話さないようにしましょう。ましてや、それが同じ職場の同僚であれば、「さあ、話を広めてください」と言っているも同然です。

「私とあなたの秘密だから、誰にも言わないでね」とここだけの秘密と約束しても、バレるときはバレます。誰に相談するのかが問題なのではなく、不倫であるそのことが問題なのです。たとえ、友人が秘密にしてくれたとしても、お互いの距離が開いてしまうことも多いのです。

あくまでも秘めた恋として、誰にも打ち明けないようにしましょう。

デート現場を目撃される

デートしているところを目撃されると、決定的です。このため職場の近くなどは避けて、同僚などと会わない場所でデートをしていることと思います。しかし、どこで誰に出会うかはわかりません。「思いがけない場所で上司とばったり出会ってしまった」、「職場からかなり離れた場所を選んだのに同僚に見られた」などということもあります。また、職場の人だけでなく取引先の人に目撃されて、その人から職場へ伝わることもあります。

自分たちが気づかないうちに、デート現場を職場の人に目撃されてしまえば、その話はうわさ話として社内にまたたく間に広がってしまうことでしょう。

いくら注意していても、デート現場を目撃されるリスクがあることを頭にいれておきましょう。

どちらかの配偶者にバレて会社に連絡される

ダブル不倫をしていることが、どちらかの配偶者にバレると、その配偶者が不倫をした相手に逆襲するために、職場に不倫していることを連絡するケースがあります。こうなれば左遷や最悪の場合は解雇されるケースもあり、家庭もキャリアもめちゃくちゃです。

ダブル不倫がバレないために注意するべきこと

ダブル不倫が職場にバレないために、どのような点に注意すればいいのでしょうか。

職場では不倫前とお互いの態度を変えないことです。ただし、自分では自然に振る舞っているつもりでも、気づかないうちに、自然と親密な雰囲気が出てしまうこともあります。

避けたり、無視したりするのは不自然ですが、なるべく他人行儀に振る舞う方が、ボロが出ません。同僚同士であれば、程よい距離を保ちましょう。上司と部下の関係である場合は敬語を使うなど、目上の男性として丁寧に接しましょう。

そして社内では、二人きりにならないようにしましょう。二人きりになると、どうしてもお互いを強く意識して、距離が近づいてしまうからです。

そして、忘年会など会社での飲み会にも注意してください。お酒が入る場所では、どうしても気が緩んでしまいます。会社の飲み会には参加しないのが一番ですが、お付き合いの関係上、断れないこともあります。飲み会ではお互いに離れた席に座るなどして、親密な雰囲気にならないよう、十分に注意しましょう。職場では他人行儀なのに、飲み会で隣同士に座ってしまったら、二人が付き合っていることがバレてしまいます。

職場でのダブル不倫は、バレたときに家庭も仕事も台無しになるリスクがあります。本人同士は気づかなくても、周囲から怪しまれていることもあります。くれぐれも慎重に行動してくださいね。

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